
以前担当した患者さんの舌診所見が変わったモノでした。
「弄舌(ろうぜつ)」といって、舌を出してもらうと舌が蛇の様に勝手に左右に動くのです。
患者さんに舌を止めてもらう様に言ってもできません。
口の中では動かないようですが、舌を出すとウネウネと動きます、患者さんに断りを入れて参考までに動画を撮りました、珍しい所見です。
東洋医学的には「内風」といって、身体の気が暴れている状態として捉え、臓腑では「肝」が関与します。
症状としては、癲癇(てんかん)や脳卒中、精神錯乱などがあります。
この患者さんは、聾啞者(ろうあしゃ:耳が聞こえない方)のヒステリー疾患でした。
師匠のご意見を伺いたく、この動画を見せたところ、一見して「腎虚が関与しとる。」と患者情報なしで答えられました。
「内風」はどちらかといえば「実」証であることが多く、「虚」証は少ないほうです。
聾唖者であることは先ず「腎虚」を疑います、この患者さんは「腎虚」でした。
腎は気を下へ引き下げる機能があります。この働きが弱い方でした。
「内風」は肝鬱気滞(ストレスによる精神疾患)の傾向も考えられ、気が上へ突き上げます。
本来「腎」で下へ引き下げるべきなのに機能不全でできず、暴風が上へ突き上げたままである状態です。
師匠の言葉にそれを確信し、頭と足に1本ずつ鍼を打ちました。
ヒステリー状態は格段に収まり、あと一歩というところで患者さんのご都合で施術がストップしました。
残念でなりません。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分

今シーズンは寒暖差が激しいと言及しましたが、変な症状が増えています。
病因を考慮しながら対処療法をしていますが、なかなかしつこいです。
四十肩や膝痛、風邪を引いて全く動けない等の症状で、各症状複数人がなっています。
元々弱っている場所に寒暖差が付け込んだといいますか、悪影響を及ぼしたものです。
ややこしいのは、本当の原因は「冷え」なのに症状は「発熱」だったりします。その逆もあります。
これを間違うと症状が長引いたりしますので、念入りに鑑別します。
しかし年配の患者さんにこんな症状が多いため、緩解に時間が掛る場合があります。
なるべく早く治したいのですが、まだまだ未熟者です。
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昨日の夜、治療院を閉院しようと外に出たところ、壁に蛾がへばりついていました。
少し寒風があったのですが、それに負けじとへばりついています。
「凍蝶(いてちょう)」という言葉は有りますし知ってましたが、まさか「凍蛾(いてが)」を見るとは思いませんでした。
どこで寒さを凌いでいたのでしょうか?自然はすごいです。
「凍蝶の 風に吹かれて 黄泉路ヘと」(稲畑廣太郎)
凍蝶には何か「死」を感じさせる俳句が多いのです、俳人はわびしさ・はかなさを感じているのでしょうか、私は逆にその生命力に驚かされました。
TPOで、人それぞれの感じ方が変わるものですね。
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兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
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梅の香りが漂うようになってきました、馥郁たるいい香りです。
彼の菅原道真公が愛し、大宰府に左遷された時に、「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」と詠い、主人を慕った梅の木は道真が大宰府に着くと一夜のうちに京都から飛んできたと云われています。
梅は木の造形にも独特な風情があって、他の同種のバラ科サクラ属の木とすぐに区別が着きます。
枝は天上に向かって伸びており、そこに可愛い花がそこかしこに咲いています。
花は結構長持ちをして、桜のような潔い散り方はしませんが、いつまでも楽しませてくれます。
近所の尼崎農業公園には梅林がありますので、今度行ってみようと思います。
梅の花の香りには、ストレスを軽減し気分をリラックスする効果があるそうです。
この時季の梅林の散歩は、ストレス社会に悩む現代人には必要なことかも知れません。
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兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
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国産月面探査機SLIMが運用を開始しました。
月がどのように形成されたかの歴史を解明する一歩になればいいですね。
月は古代から人を魅了してきました。
カタチは変われど、「月の女神」像などは世界各地の遺跡から出土されています。
それどころか生命の営みにも月は大きく関わっています。
サンゴは満月の夜にしか産卵しませんし、海亀の孵化も満月です。
人間の身体や精神活動にも影響がある様で、女性の生理は勿論のこと、新月と満月に出産や殺人事件が多いそうです。
私も月齢カレンダーを治療方針決定の参考にします。
鍼灸は月の力を借りて治療できます、意外と馬鹿にできません。
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兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
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先日師匠に風邪の鍼灸治療法を教えていただいた旨の記述をしました。
師匠はブログをやっていて、更に咳の風邪について言及されておりました。
曰く「今回の風邪は、ほぼ治ったのにいつまでも咳が止まらないことがある。
この咳の特徴は出だしたらなかなか治まらず、治まっても再度発作的に咳が出始める。
痰は喉にへばり付いたようである。
この症状は常々ストレスを抱えやすい人がなりがちだ。」
ストレスを抱えやすい方は、体質的に「気」が上へ昇りやすい傾向にあります。
また特にこの季節は木の芽が成長する様に万物の「気」が上へ昇るので、更に拍車をかけます。
この過剰に昇った「気」が咳を誘発するのです。
「理気疏肝」風邪を治すと同時に、気を巡らせて咳を止める。
手にあるツボが著効を表しますが、場合によっては足のツボを追加します。
左右どちらかの反応のあるツボに刺鍼しますが、鍼の刺し抜きの方法にはコツがいります。
治療後汗が出てきたら治療は成功です。
鍼灸はなかなか深いです。
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風邪やインフルエンザが流行っています。
私の患者さんには少ないですが、喉の痛みを訴えられた患者さんがいらして、治療した翌日には治っていたとの事がありました。
先日、師匠の鍼灸院に研修に行きましたが、急な寒暖差から風邪を引いている方が多かったです。
この日も珍しく師匠が今年の風邪の治療穴を教えてくださいました。
私は銀翹散(ぎんぎょうさん)証の風邪に効く風熱邪を追い出すツボを治療穴としてましたが、師匠はいわゆる麻黄湯証の風邪に効くツボを治療穴として発汗させて風寒邪を追い出していました。
似ている様で、違います。
但し私が間違っているというよりも、タイプの違う風邪だったようです。
私の患者さんは風熱邪で、師匠の患者さんは風寒邪なのです。
鑑別は喉痛の有無がポイントです。(当然それのみの判断ではありません)
この様に今年は数パターンの風邪が流行っているみたいですので、ご注意ください。
鍼灸でも風邪治療はできます、予防が一番ですが。
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最近、足元からの寒さが厳しいですね。
今、下半身を温める鍼をしながら、これを書いています、結構温まっています。
季節によって、自分の体調管理をしています。
だいたい毎日体調を考えて鍼をしています、花粉症対策もしてますが飛散し始めは少しムズムズします。
そのお陰でしょうか、滅多に寝込むことはありません。
少し体調がおかしくても、数日で治ります。先日のギックリ腰もそうでした。
定期的に往診に行っている患者さんは、血液検査の結果が思わしくなくても、多少の不調はありますが、お元気でお一人で暮らしています。
それ以外の患者さんも仰ってます「鍼をしているせいか、ここ数年大きく体調を崩すことがない」と。
「鍼養生」アリだと思います。
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近所の白梅が綺麗に咲き始めました。
梅の花の香りは心穏やかになって良いのですが、スギ花粉も漂っているようで鼻が少しムズムズします。
以前は酷い花粉症で、眼鼻がぐしょぐしょになりましたが今はマシになっています。
それでも花粉の飛び始めは不快なものです。
春の花粉症は、身体の「気」が「上実下虚」となって上に昇りやすくなっている状態が原因の一端です。
「気」が昇る時は体内の水分も一緒に持っていきますので、目や鼻に症状が出やすいのです。
春は芽生えの季節なので、「気」が昇りやすくなるのは自然現象で仕方ありません。
しかし昇りし難くするためには、下半身を強化し、「気」を下に引き降ろす様にする必要があります。
私はジョギングを始めてから花粉症が楽になりました。
散歩でも良いのです、定期的に行ってください。
趣味の一環としてカメラ片手にでも良いですし、音楽を聴きながらでもいいと思います。
散歩のペースや頻度は、最低でも週3回くらいは続けてください。
無理なく習慣的になる程度で継続することが大事です。
ストレス解消にもなりますし、清々しい気分になれます。
鍼灸でも同様の効果を出すことができます。
しかしこれも定期的に通っていただいた方か効果的です、お試しください。
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つい先程(今朝のことです)、ギックリ腰になりました。
今日は平日で、これから仕事です。
座っている体勢から立ち上がるときに、第5腰椎から仙腸関節にかけて激痛が走りました。
脈や手足のツボを触診して、私が参加している鍼灸の勉強会で「胆経腰痛」と呼んでいる症状と判断して、右の手足のツボに瀉中の補の鍼(悪いモノを取り除き、結果不足を補う)と瀉法の鍼(痛みの原因を取り除く)を30分置鍼しました。
今9割痛みが無くなっています。後の1割は少し引っかかりがある感じで、時間経過と共に無くなりそうです。
今回は自分の身体なので直ぐ診断できましたが、患者さんには丁寧に問診しなければ失敗する可能性があるので、同じ症状でも機械的に「このツボが効く」とはならないので注意が必要です。
正確に診断し適切なツボに施術すると著効があります。
患部(痛いところ)には一切刺鍼していません。
困りの方はご相談下さい。
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