
膝蓋靭帯炎を治療しました、ジャンパー膝(Jumper’s Knee)とも呼ばれています。
膝のお皿下部の膝蓋靭帯(膝蓋腱)が損傷して疼痛を伴う炎症ですが、バスケットボールなどのジャンプ系のスポーツをしている方が多く罹ることからこの名がつけられています。
膝蓋靭帯に繰り返しかかるストレスによって起こる使いすぎ傷害の一つです。
私もジョギングのせいか、片膝を着いた姿勢の時当たり所が悪いとビックリするぐらいの痛みを感じることがありました。
この患者さんは、ある催しで正座をしなければならないのですが、痛くてできないとのこと。
膝付近は消化器系の経絡が流れており、大腿部から足の甲まで触診すると、胃経にあるツボの一つに反応がありました。
胃経は膝蓋靭帯を通っています。
この患者さん、特に消化器系の不調を訴えておらず、体表観察をしても特筆する消化器の異常がみられませんでしたので、単純な経絡経筋病(整形外科的疾患)として件の反応のあった足関節付近のツボ1か所の鍼で治癒しました、再発はありません。
痛いところに鍼をしても一定の効果はありますが、膝蓋靭帯への刺鍼は割と痛く、その他のツボで著効があるならそこに施術した方が良いと思いました。
鍼灸はスポーツ傷害にも著効がありますが、患部に直接刺激を与えることに躊躇いがある方は、是非ご相談下さい。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分

しつこい下肢の浮腫でお困りの患者さんが来院しました。
心臓の弁の閉鎖不全の既往症をお持ちの方です。
掻い摘まんで西洋医学的に説明すると、年齢と心臓病のために血行が悪くなり体内の余分な水分がお小水として抜けにくくなり、その水分が重力に従い下肢に溜まっている状態で、当然腎臓や膀胱にも影響があります。
東洋医学的には身体の上下の「気」のバランスを調整する臓腑は心と腎と考えます。
心と腎のバランスの不均衡は心腎不交と云い、心臓にも腎膀胱にも悪影響が出てきます。
心臓病然り下肢の浮腫然りです。 つまり心と腎の「気」のバランス・上下のバランスを整えると症状は好転します。
体表観察の結果、現状は心より腎に問題がありこの腎の機能を高めるお灸をしたところ、お小水の回数が増え浮腫が段々マシになったと共に動悸も改善しました。
心と腎はお互いを助け合う互助関係ですので、症状と診立てによっては、どちらか一方を治療すれば両方に効果が出ます。
その方が治療する箇所が少なくなる分、身体への侵襲(治療のためとはいえ鍼灸で身体を傷つけること)が少なく、効き目もシャープに出てきます。
この様に主訴のみでなく、患者さんの全身を診察することで、様々なお身体の不調を取り除くことが可能です。
お困りの方はご相談ください。
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患者さんの下唇にヘルペスができて痛がっておりました。
他の方のinstagramを拝見しても、お正月休み中のお子さんに口内炎ができて痛がっているという投稿を散見しました。
その方の投稿にもありましたが、原因の多くは食べ過ぎの様です。
口唇ヘルペスの場合は免疫機能低下の可能性も考慮しなければいけませんが。
お酒や油分の多い食事は控えて胃腸を休めるか、大根やキュウリ等を摂るように心掛けた方がよいと思います。
当該の患者さんは大腸に熱が籠ってのヘルペスだった様で、大腸の清熱の鍼をしたところ次の日には大分よくなり、もう1回の治療でほぼ治癒しておりました。
足のツボ1か所に浅くチョンと鍼を刺してすぐ抜く施術です、痛くありません。
解剖学者の養老孟司先生も、口唇は内臓が体外に飛び出ている部分と評していたと記憶してます。
口唇ヘルペスや口内炎は放っておくとかなり拗らせることがありますので、ご注意ください。
鍼灸は著効がありますので、選択肢の1つにお考え下さい。
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内経気象学というものがあります。
東洋哲学・医学と易と統計学において、気象とその身体的影響を紐解く学問です。
気候は身体に影響大なので、無視出来ないものです。
「内経」とは「黄帝内経」と呼ばれる古代中国の医学書「素問」と「霊枢」のことで、現代鍼灸学の基本となる書物の一つです。
「鍼灸治療 内経気象学入門」を著した橋本浩一先生によると、2023年は冷夏暖冬傾向になるだろうと予測されておりました。
先生はここ何年も気象予測されておりましたが、地域差がでることもありますが、当たっていると思います。
この予測も気象庁の長期予報も参考にし、患者さんには症状を鑑み予防のための先手を打つ治療をします。
オーダーメイドの治療です。
お困りの方はご相談ください。
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インフルエンザに罹った患者さんを診ました。
現在進行形ではなく、快方に向かっているもののスッキリしない患者さんです。
喉痛と夜間の咳が今一つ取れないそうです。
罹った時は、発熱・喉痛・吐き下し・咳の症状が出たようです。いわゆる温病に当てはまるものの様でした。
兵庫県はインフルエンザの流行を宣言したようです。
最初の頃の投稿で、昨年の夏は暑かったので、冬の温病系のインフルエンザ予防法をご提案しておりましたが当たってしまいました。
インフルエンザは先ずは予防です。
今からできることは簡単です、うがい・手洗い・マスクに加え栄養のあるものを摂り十分な睡眠をとり疲れを次の日に持ち越さない事です。
それ以上の予防をご希望の方は、鍼灸での養生をお勧めいたします。
私はお正月休み中、鍼灸養生をしていましたので元気です。
ご興味のある方はご相談下さい。
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正月3が日、尼崎は日中は暖かく穏やかな日が続きました。 風も強くなく、凧揚げには不向きだったかもしれません。
ハクモクレンが芽吹き始め、春の気配が一層感じられました。
皆様は如何お過ごしだったでしょうか?
私はほぼ出かけずお酒を吞みつつ眠くなったら寝るという自堕落な生活でした。
普段できないことをした様で、大分疲れが取れました。
それでも元日を除いてはジョギングをしておりましたし、自分に鍼治療をし続けた上での自堕落でしたので倦怠感や不調はありません。
お正月疲れには鍼灸治療が効果的です。
なかなか疲れが取れない方はご相談下さい、お身体のメンテナンスは大事ですし心持が良いものです。
特に胃腸疲れには七草粥も良いですが鍼灸もお試しを。
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先日、精神科医の和田秀樹先生の対談記事を読みました。
先生は血圧が200ぐらいあり放置して体調をくずして降圧剤で130まで下げたそうです。
すると反ってふらつきや体調不良を起こし、検証した結果170ぐらいがベストと分かりその状態を維持していて、体調もいいそうです。
和田先生が言いたかったのは、循環器科医は血圧は130を超えてはいけないと言うが、個人差があるとのこと。
加齢で血圧が上がることはおかしくないと思います。
新陳代謝機能の低下で血行が悪くなるので血圧を上げて血流を増やそうとすることは生理現象です。
血圧の上限に個人差がでることもおかしな話ではないように思います。
さらに和田先生は、確かに血圧を下げることにより脳出血や脳梗塞・心筋梗塞のリスクは減るが血行が悪くなる分免疫機能が低下したり他に悪影響が出る可能性が高いので130以下と決めつ けないでオーダーメイドの診療をするべきということを仰ってました。
鍼灸は正にオーダーメイドの診療です。
また日によって体調も違うと思いますが、それにも対応できます。
鍼灸をお試しになることはアリだと思います、ご相談下さい。
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新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。
五十肩の患者さんが快方に向かいました。 痛む箇所は左肩で「肩髃」と云うツボ付近です。
この患者さんはストレスの多い職に就いており、心臓と膀胱に既往歴(病歴)がありました。
結論から言えば、膀胱の病気が主な原因で五十肩の症状が出ていた様です。
夜間痛(夜に痛み出し時に眠れない症状)もあるので瘀血(痛みの原因となる病理産物)の関与が主原因と考えまして、またストレスも瘀血形成につながるので同時に治療しましたが今一つ効果が出ません。
膀胱の病気では手術をしましたがこの時に瘀血を形成し、また膀胱(臓腑)から経絡に影響し肩関節に痛みが出た様です。(膀胱経は経筋が肩髃穴に結んでいます)
逆子治療にも使う、至陰(足の小指の爪の外側)に整えのお灸(左右の熱さが同じになるまでお灸を据えること)で症状が改善しました。(心疾患にも好影響があります。)
膀胱の病気が原因で五十肩? 肩の痛みが足の指のお灸で改善する?・・・と思われる方も多いかと思います。
難しい説明は避けますけど、東洋医学的にはあり得る症例ですし、論理的にも間違っていません。
間違えないでいただきたいのですが、五十肩だと膀胱に病気がある訳ではありませんよ。
人の身体は不思議ですね。
この様に五十肩にも色々な原因が考えられますし、間違った治療をしても効きません。
お困りの方はご相談下さい。
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私は中医学の理論をベースとした勉強をしているため、どうしても自然や気候を意識します。
中医哲学の基本として、人は自然の一部であると云うのが根底にあります。
故に人の身体は自然現象に影響を受けることが多々あります。 月の満ち欠け、季節の移り変わりや気候変動などもそうです。
信じるか信じないかは皆様次第ですが、大地震の前兆が脈の変調に現れることもあるそうです。
また福島原発事故後から乳幼児の膈兪(背中にあるツボで上半身の余分な熱や病気の元となる病理産物の反応が出やすい)に反応が出やすくなったと師匠が言ってました。
なので乳幼児の膈兪に反応があった場合は養生の鍼をしなさいと指導を受けました。
自然の移ろいを意識していると、冬に病気が悪化しやすい患者さんには夏の終わりごろから、梅雨時に体調を崩しやすい患者さんには春先から、先手を打って治療をできたりします。
夏に霍乱(激しい吐き下し)をおこしがちな患者さんは、先手を打っているせいか近年発症しておりません。 花粉症の患者さんも、なっても軽症で済んでいる様です。
やはり自然を無視することはできません
自然のリズムが少しずつ狂ってきている将来に不安を隠せませんので、自分が出来る範囲で自然に優しい生活を心掛けています。
本年は拙文に「いいね」を頂戴し本当にありがとうございました。
年内最後の投稿となります。 年明けは4日から投稿したいと思います。
皆様、よいお年をお迎えください。
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先日コロナから回復された患者さんが、久しぶりに来院されました。
感染症状は比較的に軽かったが、鼻症状と疲れやすさが後遺症として残って大変だったと仰ってました、今は軽快しているそうです。
特に鼻症状はやっかいで、最初は鼻水が止まらなかったのが、止まってから鼻中に残り副鼻腔炎を起こしかけたとのこと。
またメバチコ(ものもらい・麦粒腫)ができたそうです。
この方の主訴は腰痛ですが、体表観察をすると、消化器系にいつも以上負担がかかっていました。
東洋医学的には、鼻症状とメバチコは消化器系の弱りが原因の一つとして考えられます。
この方は以前より消化器系が弱っておりましたが(治療過程でした)、そこにコロナ感染によって更に痛めつけられて、この後遺症になったのだと判断しました。
ストレスもガッツリあるようです。
コロナ後遺症の種類はいろいろ報告されていますが、元々あった身体の弱りにさらに追い打ちをかけることで、ひどくなっていると思います。
またコロナが流行ってきましたが、皆様もお身体のメンテナンスを大切にしてください。
不安なことがありましたらご相談下さい。
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