
耳が不自由な患者さんの往診に行っていた時期がありました。
この患者さんは心療内科にも通っており、精神疾患で外出を忌避してましたが、ある日気分が良かった日に車で外出したところ急ブレーキでむち打ちになったため、その治療のための往診でした。
むち打ちは数回の治療で治りましたが、鍼灸で精神疾患を治療できないかという相談があり、治療を始めました。
心療内科では鬱病とヒステリーと診断されていました。
この方、新生児の時に先天的に肛門が塞がっており膣から便がでており、手術によって正常になりました。
この時点で下半身の正気を大いに破っています。
東洋医学では、耳と下半身を支配する臓腑は「腎」といわれていますので、「腎」の正気の損傷が耳が不自由な事に繋がっている可能性があります。
「怒りで頭に血が上る」の言葉がある通り、怒りやストレスは「気」を過剰に上昇させますが、これを押さえる作用(気を引き下げる作用)を主に担うのが「腎」ですが、この患者さんは前 述の通り腎を弱らせているため気の上昇を抑える事が出来ず、精神疾患を患った様でした。
「腎」を補いつつ、過剰に頭に上った「気」を散らしつつ抵抗力をつけるため、頭と足の2か所のツボを使いました。
結果、外出できるようになって淡路島に1泊旅行に行ける様になり、ヒステリーも落ち着いてきました。
その後患者さんの都合で治療は終了しましたが、まずまずの結果を出せたと思います。
ただ治療半ばで終了なので、再発していないといいのですが。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分

最近、老若男女問わず「疲れが取れない」と訴える方が多いように思います。
主訴の方もいれば、そうでない方もいますが。
私の治療院に通って下さっている患者さんに限って言えば、ストレスが主な原因です。
問診をしていると、本人が自覚していないストレスもある様なので厄介です。
ストレスが日常的にかかって、身体がいつも緊張状態になっているため疲れるのです。
その緊張が常態化しているため、身体を緩める(緊張状態を解く)ことができません。
無自覚で毎日常時軽い腕立てやスクワットとしているのと同じです。
この患者さん方は、置鍼(ツボに刺鍼して30~40分置いておく)をして治療しますが、確実に置鍼中に寝ます。
鍼で精神的肉体的な緊張を解すのです。
これを続けることによって、身体を緩めた状態を身体自身が自覚して適度に緊張を解すことができる様になるのです。
ある有名なトレーナーさんもTVで言っていました。「実は身体の緊張を解すことは難しい」と。
その緊張する部位によって、メニエールだったり無呼吸症候群だったり脊柱管狭窄症、酷いと脳血管疾患も引き起こすこともあります。
無自覚なストレスが体調不良の原因・・・よくある症例です。
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以前、大阪の鍼灸整骨院で働いていたころ、50代の男性が週2回ぐらいのペースで通われていて、私が担当していました。
主に肩から腰に掛けてのマッサージを希望されていましたが、背中がシミやソバカスで一杯でした。
聞くと案の定、お肉大好き・野菜大嫌いな方でした。
「背中に鍼をしましょうか?キレイにするお呪いだと思ってください。」と提案すると、了承されたので施術しました。
1か月もたった頃でしょうか、明らかに背中がキレイになってます。
「背中キレイになりましたね。」というと、男性はニッコリ笑って「家族からも不思議がられてんねん。何で?って聞かれたから秘密って答えたわ。」と嬉しそうでした。
食事の偏りが原因でできた病理産物を、東洋医学では「湿痰」や「瘀血」と云います。
背中にある、上半身の湿痰・瘀血を除去するツボに、多少の手技を加えて2か所刺鍼していました。
私も年齢のせいか、顔にシミや肝斑(老人性の大きな顔のシミ)ができる予兆がありましたので、現在刺入しない古代鍼で処置しており、それ以上悪化していない様です。
特に紫外線対策もしていないので、効果があるのでしょう。
他にも目の隈やほうれい線に対するアプローチもしています、さて効果の程は如何でしょうか?
良い調子だと思いますが、もう少し時間をかけて見極めたいと思います。
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2000年以上前に記された中国の医学書の一つ「素問」には、季節ごとの生活や心持ちの養生法が記載されており、現代でも役立つ内容です。
その素問では「春の3ケ月は気温の上昇とともに早く起きる様にして睡眠を徐々に短くし、身体をゆっくり動かす様にし、ゆったりとした気持ちを保ちイライラしない様にして、目標を持って行動しましょう。」と記述されています。
春は「肝」の働きが盛んになります。
「肝」は精神情緒、気血の巡り、意欲を司りますが、現代の生活では過度に作用しがちです。(ストレス・パソコン作業・カフェイン・刺激物などによって)そのため不眠、イライラ、逆上せ、興奮などの症状が出やすくなります。
これらの症状を改善するためには、以下の養生が大事になります。
① 運動をして気血の巡りを良くしましょう。散歩でもいいので毎日続けましょう。
② 日光浴をしましょう。そのために積極的に外へ出かけましょう。
③ 入浴で適度に発汗しましょう。
④ 楽しく過ごしましょう。ストレスを溜めない様にします。
⑤ 鶏肉で肝を養いましょう。鶏肉は感を養うと云われ、消化が良く胃腸にやさしい。
⑥ 足のマッサージ・塩分控えめ。利尿作用を高めましょう。
⑦ 睡眠を十分にとりましょう。寝不足は肝が昂り気持ちが不安定になります。
運動と入浴で汗を流し、軽い疲労感で熟睡することで、夜にネガティブなことを考えて悩まないことがポイントのようです。
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往診の患者さんに霊感があると仰る方がいました、一人は沖縄のユタ(巫女や神官)の末裔という方、もうお一人は悪霊に襲われてケガをしたことがあるという方です。
お二人とも感覚が鋭く感受性も豊かな方でした。
このお二人には他にも共通点があり、刺鍼すると勝手に体の一部が動き出すのです。
お一人は難病に罹っており肩の陳旧性亜脱臼(亜脱臼がクセになってしまったモノ)を繰り返す方で、この日も右肩が外れかけていました。 背中にある「気」を巡らす特性があるツボに鍼をしたところ、右肩が勝手に動き出し外れかけていた肩が嵌まってしまいました。 私も患者さんもポカンです。
もうお一人方は30代で脳梗塞後遺症で右半身麻痺になった方です。
この方にも背中の同じツボに刺鍼したところ、麻痺側の肩が勝手にゆっくりグルグル動き出し、患者さんは「スッキリした」と仰ってました。
この方々は何回か同じことが起こりました。
霊感の有無との関連性はわかりませんが、この様な事が起こったのはこのお二方だけですのでよく覚えています。
鍼灸は「気」と「血」に働き、身体のホメオスターシス(恒常性:健康な状態を保とうとする働き)に作用するとも云われています。
鍼灸の人体への影響は科学的に解明されていない事が多く、こんなことを書くと胡散臭いモノに見えるかもしれませんが、本当に不思議な働きをします。
例えば、頭のツボを使って痔を治したり出来ます。
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今歯医者さんに通っています。
歯の詰め物が取れたので嵌めに行ったのですが、「大分前に処置されたようで、詰め物・被せ物の耐久年数はだいたい20年と云われていますが、何時されましたか?」と聞かれました。
高校生だった17歳の頃でしたが、約40年ほとんど問題ありませんでした。当時良い歯医者さんに恵まれたのですね。
40年も経つと詰め物・被せ物の隙間からバクテリアが侵入して虫歯になる可能性が高いとのことなので、全てやり直してもらうことにしました、これで虫歯ゼロになります。
中国では歯の治療で鍼麻酔をするそうです。
合谷というツボに刺鍼して微弱な電気を流すことで麻酔の効果がでるそうです。
師匠が仰るには、歯の治療において鍼麻酔はしたことはないが手のツボに予め刺鍼することで出血を押さえ、抗生物質なしの抜歯での敗血症予防に効果があるそうです。(ツボは合谷ではありません)
私も往診の患者さんが虫歯が痛むとのことで、刺鍼して処置をしたことがあります。
鍼灸は歯科にも有効な場合があります。
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風邪に漢方薬は病院でも普通に処方されますが、鍼灸も有効です。
風邪は大まかに寒さ由来の感染症の「傷寒病」と、熱症状が主体の感染症の「温病」に分けられます。
ちなみにインフルエンザでも、熱症状主体か否かで「傷寒病」か「温病」に分かれます。
傷寒病では桂枝湯や葛根湯、温病では銀翹散が有名ですが、それぞれ経穴(ツボ)で対応できます、しかも1~2穴です。
幼児の発熱にも刺さない鍼が著効します。
ただし傷寒病か温病か鑑別が正しくなければ、全く効果がありません。
病気の種類を見分けるフィルターが全く違うからです。
例えばノロウィルスによる風邪は「傷寒病」の「太陰病」に該当し、「温病」ではありません。温病は熱症状ですので下痢よりも便秘になります。(ただし例外もあります)
コロナ禍では、家族が感染して私も念のため検査を受けたところ感染が確認されましたが、以前より予防の鍼をしていましたので全くの無症状、家族も発症後に鍼をしましたが比較的に軽症で済みました。
風邪は初期に対処するに限ります。
「ちょっとおかしいな」で診察を受けて下さい。
「お薬はちょっと」という方は鍼灸も選択肢に入れていただきたいものです。
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「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という言葉がありますが、私はこれを女性の美しい所作を花に例えたモノと思っていましたが、違うようです。
語源は女性に使用する生薬を示したものとのことです。生薬とは漢方薬の原材料の事です。
「立てば芍薬」は気が立ってイライラしている女性を示し、イライラを鎮める生薬として芍薬が候補に上がります。
また芍薬の根は、筋肉の痛みやこわばりを抑えるので、「立つ」運動機能の障害にも効力があります。
「座れば牡丹」は座ってばかりいる女性を示し、特に月経による病理産物の瘀血を取り除く効果が牡丹の皮にはあります。
「歩く姿は百合の花」はナヨナヨと歩く女性を示し、精神疾患での状態を表しています。
百合の根には精神安定剤的な効能があります。
なるほど機知に富んだ言葉です。
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鍼の勉強会の先生で、薬剤師の免許も持っている漢方薬のエキスパートの方がいます。
アウトドア好きでもあるので、自身で山に生薬を採りに行かれる程です。
チャレンジャーでもある先生はどこまで耐えられるかと、自身が採取した附子(トリカブトの根で猛毒です。少量を生薬として使用して心臓病などに効く四逆湯などの原料の一つ)を囓ったことのある方です。
この先生が仰っておりました、「身近にある食物でデトックス(解毒)効果が最高なのが小豆や」と。
アンコだと甘すぎますので、薄味で炊いて汁ごと摂取すると良いそうです。
新聞で小豆についての本の広告が載っており、それ曰く小豆ポリフェノールが高血圧を抑える、小豆のサポニンで腎機能が改善、カルシウム・マグネシウムが豊富で骨粗鬆症予防なる・・・等々でした。
冷え・便秘・肌荒れ・ダイエットにも良いとか、更に色々な小豆の食べ方を紹介していました。
古来、小豆には「厄除け」効果があると言われ、小正月には小豆粥を食べる習慣がありました。
身体に厄を寄せ付けない食べ物として、言い伝えは全くのデタラメでは無いようです。
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現在近所の歯医者に通っています。
40年前、高校生の時に学校の近所の歯医者で奥歯の詰め物を処置していただきました。
上下左右の12本です。
今まで2本ほど取れてしまい、他の歯医者さんで処置していただきましたが、特に問題なく過ごしていましたが、最近1本詰め物が取れましたので近所の歯医者さんに行くと・・・
通常は歯の詰め物・被せ物(金属製です)の耐久年数はmax30年で、しかも詰め物が取れた歯は少し虫食っている。なるべくなら早めの詰め直しては?もし今回のように虫食いがあれば処置しますし、現在の詰め物(セメント)は良い品質ですよ・・・とアドバイスされ、全ての詰め物・被せ物のある歯をやり直すことにしました。
この歯医者さんは、来院回数を引き延ばす様なことはしない、良い歯医者さんです。
もうすでに詰め直した歯は、噛み合わせも問題ありません。
歯医者さんが掲げる目標とし「80・20」というのがあるそうです。
80歳までに自前の歯を20本残しましょう・・・というものです。
往診の高齢者の患者さんで、歯茎が痩せて入れ歯の噛み合わせが悪くなって困っている方が多数いらっしゃいます。
年を取っても歯ぐらいは問題なく過ごしたいので、転ばぬ先の杖、先手を打っておきたいと思います。
詰め物・被せ物が40年も持つなんて、田舎の歯医者さんは素晴らしい腕前だったのですね。
ちなみに中国では、歯の麻酔を鍼麻酔でする事があって、出血量も少なくなります。
私も歯医者に行く前に、手のツボに施術しますので、予後はすごく良い様に感じます。
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