
私の鍼灸院の患者さんの約半数が心療内科の範疇にはいる患者さんです。
やはりストレス社会の現代病だと思います。
幼少期から繊細な方と、社会人となって生活環境が変わってから発症した方とタイプが大別されます。
やはり幼少期から繊細だった方のほうが、治癒には時間が掛る印象があります。
幼少期からの疾患なので時間をかけて拗らせた分、治療にも時間がかかります。
治療方法は主に1~2か所に鍼をして、そのまま数十分置いておく「置鍼」ですが、置鍼中は皆さん熟睡されています。
それだけ心も身体もお疲れなのでしょう。
私も熟睡の有無でその日の治療効果を測ることもあります。寝かせてナンボです。
ストレスのベクトルが緊張に向かうと、慢性疲労症候群やパーキンソン病などを将来発症する可能性が高くなります、緊張を和らげることが大切です。
治療後は皆さんスッキリされて帰ります。
是非安らいでいただいて「看板に偽りなし」と言われたいものです。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分

これから梅雨の季節に入ります。
梅雨の湿気は消化器の働きを弱らせ、また蒸し暑い季節なので冷飲食によって更に胃腸を傷め易くします。
消化器が弱ると、痔疾や泌尿器疾患になり易く、体内の水分代謝が上手くいかないために、倦怠感・むくみ・霍乱(吐き下し)が起こり得ます。
また湿気に因って、リウマチ・神経痛など整形外科的疾患にも影響が大です。
同じ「湿気」でも、東洋医学では「内湿(体内に生じた余分な湿気)」と「外湿(外気の湿気)」に病因を分けて考えます。
霍乱と神経痛は、厳密には病の原因が違うことがあるからです。
また胃腸を傷めたまま夏に突入すると、夏バテを起こし易くなります。
「暑熱順化」といって身体が暑さに慣れるため、今から汗をかく練習が必要だと厚労省も言っています。
軽い運動や入浴で「汗かき」練習も効果がありますが、鍼灸治療で梅雨前から体内の余分な水分排出をし易い体質に変える方法もあります。
何れにせよ、早めの対策が必要です。
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5月病の季節となりました。
GW明け頃より、倦怠感・食欲不振・やる気の減退などの諸症状を訴える病気です。
4月からの職場・学校環境の変化でストレスが溜まっているところに、日照不足や春の寒暖差による身体への負担が重なって発症すると云われています。
東洋医学的には、春の気温上昇に伴い「気」が頭部などの上半身に偏在し、逆に下半身が虚ろになり、のぼせ・興奮・イライラ・不眠などを引き起こしてストレスに過敏な状態になり、春の降雨による湿気が胃腸を弱らせて体力の低下が重なり症状が起こると考えます。
予防として、気を上昇させるニンニクや香辛料・カフェインを控え目にして、根菜類を食べる、睡眠をしっかり摂る、適度な運動をすることをお勧めします。
5月病には色々なタイプがありますが、鍼灸治療で著効します。
但し、ちゃんと東洋医学を学んだ先生の治療に限ります。
お困りの方は、ご相談ください。
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先日久しぶりに再来院された患者さんですが、症状が再発したらしく、ご本人はガンではないかと仰っていました。
「少なくとも私の診断では現状ガンである可能性は無い(放っておくとガン化の可能性はあります)が、私は医者ではないので心配ならば検査をしなさい。自分で勝手な想像をして自分で 病気をつくるのはつまらないことなので、白黒ハッキリさせては?ガンだとしても早期発見になるでしょう。」とアドバイスしました。
私の「ガンではない」という言葉が聞きたかったのでしょう、多分検査には行きません。
同じタイプの方が、過去何人もいらっしゃいました。
すこし咳が長引くと肺ガンかもしれない、痔出血なのに大腸ガンかもしれない等です。
この患者さん方は独身または一人暮らしの方で、性格もよく似た方々でした。
家族と同居の方もいましたが孤立している状態でした。
キルケゴールは絶望を「死に至る病」としましたが、人によって・時と場合によっては、孤独も絶望に感じるかも知れません。
無意識に人との繋がりを求めていたのでしょうか、話を聞いてもらいたい、心配事を共有したい、私を見て欲しい、そのための行動であった様な気がします。
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野菜が好きですが、家ではよくブロッコリーを食べています。
芽であるブロッコリースプラウトも同様です。
ブロッコリーと云えば、ビタミンCをたくさん含んだ菜の花というイメージでしたが、今は抗酸化・老化防止作用が注目されているようです。
またブロッコリーには糖尿病予防として、インシュリンの働きを高めるクロムというミネラルも含まれています。
東洋医学的には、五臓(肝心脾肺腎)の機能を調節して回復させる「利五臓」、関節を丈夫にして気の巡りを良くする「利関節・通経絡」の効能があるとされます。
前述した通り、ビタミンCが豊富ですが、ビタミンCは体内では2~3時間程しか維持できず排泄されるため、毎日しっかりと摂取しなければならないビタミンです。成人が一日に必要な 量は約100㎎とされています。
ブロッコリーは100ℊ中110㎎ビタミンCが含まれており、無理なく摂取できる食材の1つです。
またビタミンCは水溶性なので、過剰摂取しても尿として排出されるので、ビタミンAなどの様に過剰摂取による弊害(骨の脆弱化や脳圧の上昇)はありません。
煮ても茹でても炒めても良し、ブロッコリースプラウトは生でいけます。
これからも積極的に食べていきたいと思います。
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耳が不自由な患者さんの往診に行っていた時期がありました。
この患者さんは心療内科にも通っており、精神疾患で外出を忌避してましたが、ある日気分が良かった日に車で外出したところ急ブレーキでむち打ちになったため、その治療のための往診でした。
むち打ちは数回の治療で治りましたが、鍼灸で精神疾患を治療できないかという相談があり、治療を始めました。
心療内科では鬱病とヒステリーと診断されていました。
この方、新生児の時に先天的に肛門が塞がっており膣から便がでており、手術によって正常になりました。
この時点で下半身の正気を大いに破っています。
東洋医学では、耳と下半身を支配する臓腑は「腎」といわれていますので、「腎」の正気の損傷が耳が不自由な事に繋がっている可能性があります。
「怒りで頭に血が上る」の言葉がある通り、怒りやストレスは「気」を過剰に上昇させますが、これを押さえる作用(気を引き下げる作用)を主に担うのが「腎」ですが、この患者さんは前 述の通り腎を弱らせているため気の上昇を抑える事が出来ず、精神疾患を患った様でした。
「腎」を補いつつ、過剰に頭に上った「気」を散らしつつ抵抗力をつけるため、頭と足の2か所のツボを使いました。
結果、外出できるようになって淡路島に1泊旅行に行ける様になり、ヒステリーも落ち着いてきました。
その後患者さんの都合で治療は終了しましたが、まずまずの結果を出せたと思います。
ただ治療半ばで終了なので、再発していないといいのですが。
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最近、老若男女問わず「疲れが取れない」と訴える方が多いように思います。
主訴の方もいれば、そうでない方もいますが。
私の治療院に通って下さっている患者さんに限って言えば、ストレスが主な原因です。
問診をしていると、本人が自覚していないストレスもある様なので厄介です。
ストレスが日常的にかかって、身体がいつも緊張状態になっているため疲れるのです。
その緊張が常態化しているため、身体を緩める(緊張状態を解く)ことができません。
無自覚で毎日常時軽い腕立てやスクワットとしているのと同じです。
この患者さん方は、置鍼(ツボに刺鍼して30~40分置いておく)をして治療しますが、確実に置鍼中に寝ます。
鍼で精神的肉体的な緊張を解すのです。
これを続けることによって、身体を緩めた状態を身体自身が自覚して適度に緊張を解すことができる様になるのです。
ある有名なトレーナーさんもTVで言っていました。「実は身体の緊張を解すことは難しい」と。
その緊張する部位によって、メニエールだったり無呼吸症候群だったり脊柱管狭窄症、酷いと脳血管疾患も引き起こすこともあります。
無自覚なストレスが体調不良の原因・・・よくある症例です。
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以前、大阪の鍼灸整骨院で働いていたころ、50代の男性が週2回ぐらいのペースで通われていて、私が担当していました。
主に肩から腰に掛けてのマッサージを希望されていましたが、背中がシミやソバカスで一杯でした。
聞くと案の定、お肉大好き・野菜大嫌いな方でした。
「背中に鍼をしましょうか?キレイにするお呪いだと思ってください。」と提案すると、了承されたので施術しました。
1か月もたった頃でしょうか、明らかに背中がキレイになってます。
「背中キレイになりましたね。」というと、男性はニッコリ笑って「家族からも不思議がられてんねん。何で?って聞かれたから秘密って答えたわ。」と嬉しそうでした。
食事の偏りが原因でできた病理産物を、東洋医学では「湿痰」や「瘀血」と云います。
背中にある、上半身の湿痰・瘀血を除去するツボに、多少の手技を加えて2か所刺鍼していました。
私も年齢のせいか、顔にシミや肝斑(老人性の大きな顔のシミ)ができる予兆がありましたので、現在刺入しない古代鍼で処置しており、それ以上悪化していない様です。
特に紫外線対策もしていないので、効果があるのでしょう。
他にも目の隈やほうれい線に対するアプローチもしています、さて効果の程は如何でしょうか?
良い調子だと思いますが、もう少し時間をかけて見極めたいと思います。
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2000年以上前に記された中国の医学書の一つ「素問」には、季節ごとの生活や心持ちの養生法が記載されており、現代でも役立つ内容です。
その素問では「春の3ケ月は気温の上昇とともに早く起きる様にして睡眠を徐々に短くし、身体をゆっくり動かす様にし、ゆったりとした気持ちを保ちイライラしない様にして、目標を持って行動しましょう。」と記述されています。
春は「肝」の働きが盛んになります。
「肝」は精神情緒、気血の巡り、意欲を司りますが、現代の生活では過度に作用しがちです。(ストレス・パソコン作業・カフェイン・刺激物などによって)そのため不眠、イライラ、逆上せ、興奮などの症状が出やすくなります。
これらの症状を改善するためには、以下の養生が大事になります。
① 運動をして気血の巡りを良くしましょう。散歩でもいいので毎日続けましょう。
② 日光浴をしましょう。そのために積極的に外へ出かけましょう。
③ 入浴で適度に発汗しましょう。
④ 楽しく過ごしましょう。ストレスを溜めない様にします。
⑤ 鶏肉で肝を養いましょう。鶏肉は感を養うと云われ、消化が良く胃腸にやさしい。
⑥ 足のマッサージ・塩分控えめ。利尿作用を高めましょう。
⑦ 睡眠を十分にとりましょう。寝不足は肝が昂り気持ちが不安定になります。
運動と入浴で汗を流し、軽い疲労感で熟睡することで、夜にネガティブなことを考えて悩まないことがポイントのようです。
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往診の患者さんに霊感があると仰る方がいました、一人は沖縄のユタ(巫女や神官)の末裔という方、もうお一人は悪霊に襲われてケガをしたことがあるという方です。
お二人とも感覚が鋭く感受性も豊かな方でした。
このお二人には他にも共通点があり、刺鍼すると勝手に体の一部が動き出すのです。
お一人は難病に罹っており肩の陳旧性亜脱臼(亜脱臼がクセになってしまったモノ)を繰り返す方で、この日も右肩が外れかけていました。 背中にある「気」を巡らす特性があるツボに鍼をしたところ、右肩が勝手に動き出し外れかけていた肩が嵌まってしまいました。 私も患者さんもポカンです。
もうお一人方は30代で脳梗塞後遺症で右半身麻痺になった方です。
この方にも背中の同じツボに刺鍼したところ、麻痺側の肩が勝手にゆっくりグルグル動き出し、患者さんは「スッキリした」と仰ってました。
この方々は何回か同じことが起こりました。
霊感の有無との関連性はわかりませんが、この様な事が起こったのはこのお二方だけですのでよく覚えています。
鍼灸は「気」と「血」に働き、身体のホメオスターシス(恒常性:健康な状態を保とうとする働き)に作用するとも云われています。
鍼灸の人体への影響は科学的に解明されていない事が多く、こんなことを書くと胡散臭いモノに見えるかもしれませんが、本当に不思議な働きをします。
例えば、頭のツボを使って痔を治したり出来ます。
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